オクラの生食は危険で毒が心配?そのまま食べるための下ごしらえと茹でない食べ方レシピ紹介!

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季節のあれこれ

オクラは夏の野菜の一つで、小さくても栄養価は高い食材ですよね。

我が家でも人気で、旬の時期になれば食卓の一品として出す主婦の一人です。

しかし、生のオクラを食べるのは危険という噂があるようです。

真相を確かめるため、以下のとおり調査してみました。お子さんに、家族に安心してオクラを提供したいという主婦さん必見です!

この記事では以下のことをお伝えします。

  • オクラを生で食べるのは危険で毒が心配?
  • オクラをそのまま食べるための下ごしらえ
  • オクラを茹でないで食べるレシピ
  • 生オクラの保存方法

それでは早速見ていきましょう。

目次

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オクラを生で食べるのは危険で毒が心配?

オクラは生で食べると危険という噂がありますが、生食は可能です。

しかし、生で食べる際は下処理が必要!大量に食べるのも控えたほうが良いかも。下処理方法も説明するね。

では何故危険だという噂があるのか、インターネットで調査し以下のとおりまとめました。

  • 危険と言われる理由
  • オクラを生で食べた経験投稿

それではご紹介していきます。

危険と言われる理由

オクラを生で食べると危険だと言われる理由は以下があります。

  • 産毛によるアレルギー反応
  • 種の成分アブシジン酸による消化不良
  • 表面に残る農薬を摂取する危険性
  • 豊富な食物繊維による消化不良

それでは順番に見ていきましょう。

産毛によるアレルギー反応

オクラの表面には産毛のような細かい毛が生えています。

きちんと下処理せず口にしてしまうと、産毛が原因で口腔アレルギーを発症するリスクが高まります。

口腔アレルギーとは口や唇が痒くなるアレルギーで、メロンやキュウリなどのウリ科などで発症する例が多いです。

医療情報サイト「中野区医師会」では以下のように説明されています。

口腔アレルギー症候群は、新鮮な果物・野菜・ナッツ類を摂取した後に口の中やのどの粘膜のかゆみや腫れなどを起こす疾患

オクラの産毛で発症している人は結構いるみたい!SNSの投稿でもあるね!

産毛をちゃんと取らないと反応が出てしますようですね。

下処理しないで食べたり、触る時も注意が必要だね!

産毛が原因かもしれませんね。

種の成分アブシジン酸による消化不良

オクラの種にはアブシジン酸と呼ばれる酵素を抑制する物質が含まれています。

大量に摂取すると体内の酵素の働きを抑えてしまい、思うように消化することができず、腹痛や下痢などの症状を起こす可能性があります。

ちなみにアブシジン酸はオクラの種だけに含まれている成分ではなく、キュウリや苺などにも含まれています。

ただし、これらの種は小さいため、身体への影響は少ないと考えられています。

内閣府が発表している「食品安全委員会」でも以下のように明記しています。

アブシシン酸は、農薬として想定しうる使用方法に基づき通常使用される限りにおいて、食品に残留することにより人の健康を損なうおそれのないことが明らかであると考えられる。

表面に残る農薬を摂取する危険性

野菜を栽培する際に使用される殺虫剤や殺菌剤は、水でよく洗っても表面に残っている可能性があります。

もし洗わず生食してしまうと農薬を摂取してしまい、体調不良を起こす危険性があります。

オクラに限らず野菜を生食する際は、念入りに水洗いしましょう。

豊富な食物繊維による消化不良

生野菜は食物繊維が豊富です。

食物繊維は消化に時間がかかるため、食べ過ぎると胃腸に負担がかかります。

生食する場合は適量を守り、食べ過ぎないよう注意しましょう。

オクラを生で食べた経験投稿

オクラを生で食べた方たちのSNS投稿をご紹介していきます。

やっぱり生で食べるとさっきみたいなトラブルがあるのかな。。。

オクラの食べ過ぎで腹痛を起こした方の投稿です。

体質によってはネバネバ系で腹痛を起こす方もいるようです。

食物繊維の取り過ぎは消化不良を起こします。

オクラをそのまま食べるための下ごしらえ

先ほどオクラは生でも食べられるけど、下処理が必要と言いうこともお伝えしましたので、オクラをそのまま食べるための下ごしらえの手順をご紹介します。

①オクラのヘタを切ってから、ガクは包丁で薄くむく

②水洗いをして、汚れなどを取り除く

③まな板の上にオクラを並べ、小さじ1程の塩を振りかける

④オクラの上に手のひらを軽く乗せ、コロコロと転がす(板ずりと言います)

⑤オクラについた塩を水で洗い流す

大手食品メーカー「味の素」が作成した記事内でも、同様の方法が紹介されています。

オクラ生食

オクラを茹でないで食べるレシピ

オクラを茹でずに食べるレシピをご紹介していきます。

  • 生で食べる
  • 別の調理方法

早速それぞれのレシピを見ていきましょう。

生で食べる方法

オクラの生食レシピを調べてみました。

  • 混ぜるだけ生オクラワカメのサラダレシピ
  • オクラと昆布のみぞれあえ
  • まるごと生オクラの紅花薬膳マリネ

早速見ていきましょう。

混ぜるだけ生オクラワカメのサラダレシピ

オクラ生食

レシピ投稿サイト「クックパッド」でも紹介されているレシピです。

材料

カット若芽(乾燥) 一掴み
若芽が浸るくらい
生オクラ(板摺して輪切り) 1パック
米酢or黒酢 50-60cc
レモンor柚子果汁 小さじ1-2
白だし(濃縮出汁でも) 大さじ1-2
胡麻油※お好みで 小さじ1-2
炒りごま※お好みで 適宜

作り方

①乾燥ワカメを水に戻す

②オクラを板ずりして産毛を取り、水洗い後、ヘタとガクを切り取って輪切りにする

③食材と調味料をすべて加えて混ぜて完成

オクラと昆布のみぞれあえ

材料

オクラ 2袋(10本ほど)
きざみ昆布 50g
ショウガ 少々
菊の花(お好みで) 少々
ポン酢 適量

作り方

①オクラのヘタの周りをむき、うぶ毛をとっておく。

②きざみ昆布を、さっと茹でる。

③オクラ1袋を輪切りにする。残りの1袋は茹でて、すり鉢でする。

④ショウガを千切りにする。

⑤2~4をあえて、お好みで菊の花をまぶす。

⑥ポン酢をかけて完成

大手食品メーカー「カゴメ」でも紹介されているレシピです。

まるごと生オクラの紅花薬膳マリネ

材料

オクラ 2袋
大匙3
ゼロカロリー甘味料 砂糖の甘さで大匙3
小さじ1/2
紅花 大匙1/2
ポットのお湯 60cc

作り方

①オクラは板ずりをして、つまようじで1本につき2か所くらい穴をあけておく

②清潔な保存容器に、ポットのお湯と紅花、甘味料、塩、を入れてとかす

③2に、お酢と1を漬けて、冷蔵庫で一晩くらいおいて完成

レシピ投稿サイト「楽天レシピ」でも紹介されています。

調理して食べる方法

オクラの調理レシピを調べてみました。

  • オクラの唐揚げ
  • おかわかめとオクラのおかかあえ
  • オクラの肉巻き

それでは早速見ていきましょう。

オクラの唐揚げ

オクラ生食

レシピ投稿サイト「クックパッド」で紹介されています。

材料

オクラ 2袋
めんつゆ 大さじ1
片栗粉 大さじ3
適量
オイスターソース 大さじ1

作り方

①袋に、半分に切ったオクラ、めんつゆ、オイスターソースを入れ10分くらい置く

②袋に片栗粉を入れ振って、衣をつける

③鍋に1センチ油を入れ、中火で30秒、返して30秒くらい揚げる

おかわかめとオクラのおかかあえ

材料

オクラ 6本(60g)
おかわかめ 100g
おろししょうが 小さじ1/4
かつお節 1袋(2g)
ポン酢しょうゆ 大さじ1と1/2

作り方

①オクラの下ごしらえ(板ずり)をする

②鍋たっぷりの湯でオクラとわかめを茹でる

③オクラはへたとガクを切り落とし、5mm幅に切る

④わかめは食べやすい大きさに切る

⑤ボウルで食材と調味料すべてを混ぜ合わせて完成

レシピ紹介サイト「デリキッチン」でまとめられています。

オクラの肉巻き

材料

オクラ 6本
豚バラ肉(薄切り) 150g
サラダ油 大さじ1/2
めんつゆ 大さじ1

作り方

①オクラはへたを切り落とす。豚肉は6本巻けるようにひろげて準備しておく。

②オクラの太い方から豚肉を巻き、細い方までくるくると巻きつけていく。全体をぎゅっとにぎって固定する。

③フライパンに油を中火で熱し、②の巻き終わりを下にして並べて焼く。巻き終わりがくっついたら転がしながら1分程焼いてふたをし、弱火で3~4分程蒸し焼きにする。

④ふたを取り強火にして、もう一度転がしながらさっと焼き、本つゆを加えて全体に炒め絡める。

大手食品メーカー「キッコーマン」でも紹介されているレシピです。

生オクラの保存方法

生オクラを保存する場合は以下の二通りがあります。

  • 冷蔵方法
  • 冷凍方法

それぞれ順番にご紹介していきます。

冷蔵保存する方法

冷蔵保存する場合は水で洗い、水気を取ります。

ガクを取り、キッチンペーパーで包み、保冷袋に入れます。

私が冷蔵保存ずると、すぐにしおれてしまいました。下処理をすると7日以上はもつようです!

オクラを冷蔵保存している方の投稿です。

冷凍保存する方法

冷凍保存する場合は水で洗い、水気をしっかり取り、そのまま保存袋に入れるだけです。

ちなみに冷凍することで長期保存できるだけではなく、下処理でもある産毛を取る必要がなくなるメリットがあります。

保存期間の目安は1ヶ月程度です。

オクラを冷凍保存している方の投稿です。

まとめ

それではオクラの生食について、以下のとおりまとめます。

  • オクラの生食は注意点を押さえて正しく調理する必要がある
  • オクラは生食や加熱調理などで様々なレシピが存在し、レパートリーが豊富

オクラの生食にはいくつか注意点がありますが、しっかり下処理をし、正しい知識の元調理することで安全に食べることができます。

さまざまな調理方法でオクラを食べたいのであれば、生で食べるための注意点を把握してから調理するようにしましょう。

ぜひあなたの食卓にも取り入れてみてくださいね。

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